創作・同人系個人サイトを訪問するときに気を付けたいこと

創作・同人系個人サイトを訪問するときに気を付けたいこと

SNSや企業サイトを利用する場合とは違って、個人が運営する創作・同人系サイトを訪問するときは、意識しておくべきことがあります。

なぜなら、たくさんの人の目に触れることを想定しているSNSや企業サイトとは違って、多くの人の目に触れてしまわないよう、わざわざ拡散されにくい個人サイトで活動している、という創作者さんが多いからです。特に二次創作や、R18などのセンシティブなコンテンツを扱っているサイトさんではこの傾向は強いです。

どんなことをされたくなくて、どんなことならOKなのかは人によりますが、この記事ではおおむねどの個人サイトでも歓迎されないことを解説します

実際に個人サイトを訪問するときは、運営者さんに迷惑をかけないよう、それぞれのサイトに明記されている禁止事項などをしっかり確認しましょう

個人サイト内の作品の転載は厳禁です

個人サイトに限ったことではなく、ネット上で公開されているすべての作品に言えることですが、サイト内に掲載されているイラスト、写真、小説などを、作った人に許可を取らずにダウンロード・コピペして、他のサイトに掲載することは絶対にやめましょう

「他のサイトに掲載する」とは、例えば自分のSNSアカウントのアイコンやヘッダーに設定することも含まれます

このような行為は無断転載と呼ばれます。作品の作り手からしたら、自分が情熱をこめて作った大切な作品が、知らないうちに意図しないことに利用されていることになり、ほとんどの創作者には不快に思われる行為です。

例外として、展示されている作品に「フリー配布」とか「アイコンにお使いください」など、利用を許可する文章が添えられている場合は、使ってもOKです。ただし、用途や使用方法などに条件がつけられている場合は、きちんと読んで守りましょう。

学校や職場など、他の人も使う共用端末からのアクセスは控えましょう

個人サイトは、運営者さんと似た嗜好を持つ人だけに訪問してもらうことを想定しています。そうでない人の訪問は、基本的には歓迎されません。

なので、自分以外の誰かも使用する端末からのアクセスは控えるのが無難です

ブラウザに残された閲覧履歴などを見れば、あなた以外の誰かも、その個人サイトに辿りつくことができてしまいます。これでは、共用スペースで同人誌を読んでそのまま置きっぱなしにしているようなものです。

好きな創作者さんの活動のためにも、個人サイトへのアクセスは自分だけが使う端末からにしましょう。

個人サイトURLのSNS上でのシェアは慎重に

多くの人に作品を見てもらいやすいSNSを使わず、わざわざ人の少ない個人サイトで活動している創作者さんには、それなりの理由があることも多いです。

素敵なサイト、素敵な作品だからといっても、個人サイトのURLをSNSなど多くの人の目に触れるころでシェアすることは避けましょう。二次創作や、R18などのセンシティブなコンテンツを扱うサイトの扱いには特に注意が必要です。

サイトによっては「このサイトのURLをSNSに掲載しないでください」という注意書きがされていることもあります。そうでなくとも、アクセス解析を利用して日々のアクセス数やアクセス元を確認している運営者さんにとっては、突然SNSからたくさんのアクセスがあった日は、驚いて心配になってしまうこともあるでしょう。

サイト内にシェアボタンがついているなど、SNSでのURLシェアを容認していることが分かるわけでなければ、個人サイトURLのSNSでのシェアは遠慮する方が良いでしょう。

ルールを守って個人サイトを楽しみましょう

繰り返しになりますが、個人サイトにはそれぞれ禁止事項が設けられていることもあります。この記事に書かれていることだけ守れば大丈夫だと思わず、それぞれのサイトに記載されていることを確認することが大切です。

それぞれのサイトのルールを守って個人サイトを楽しみましょう!

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